住宅ローン控除とは？
住宅ローン控除は10年以上のローンで自宅を購入した場合に、毎年最大40万円を最大13年間、税額から直接控除できる税額控除です。
所得控除と異なり、税額から直接控除できるためインパクトのとても大きな制度となっています。住宅ローン控除により税額が発生していない方も多くいます。
住宅ローン控除は夫婦で受けることができる
住宅ローン控除は最大40万円となっていますが、夫婦ともに条件を満たせば、それぞれが利用することが可能です。
ですので、夫婦で利用すれば、単純計算で2倍の最大80万円を利用することができます。
1人で住宅ローン控除を利用する場合に比べて年間40万円も控除枠が増えることになるので、共働きの夫婦であればぜひとも検討したい方法になります。
夫婦で住宅ローン控除を受ける場合の注意点
購入する不動産は夫婦の共有名義にする
夫婦で住宅ローン控除を受ける場合には、不動産を共有名義にする必要があります。このため、登記費用やローン手数料なども2人分かかってくるので、これらをふくめて検討が必要です。
夫婦どちらかが働かなくなると節税効果がなくなってしまう
税額が発生しなければ、控除できる税金がそもそもないので税額控除の効果もありません。このため、夫婦どちらかが将来的に働かない状況になると、働かなくなった方の節税効果はなくなります。将来の計画を踏まえて検討する必要があります。
